【これを見れば丸わかり】徹底比較!追跡機能付きの郵便サービス3選
追跡機能付き郵便は、大事な書類を安心・安全に郵送するにあたり欠かせないサービスです。本日は3種類の追跡機能付き郵便について、安さ・速さを踏まえてどのようなシーンで利用するのが適しているのか順番にご紹介していきます。
追跡機能付き郵便とは?
追跡機能付き郵便とは、郵送を行う際に各郵便物に追跡番号を付与し、ホームページ上で配達状況を確認できるサービスのことです。期日までに届けられたかどうかのチェックだけではなく、万が一の紛失事故も検知でき、自分・送り先の双方にとって大きなメリットとなります。
【比較】追跡機能付き郵便の一覧
- | レターパックライト(※オススメ) | レターパックプラス(※オススメ) | 特定記録郵便 | 簡易書留 |
---|---|---|---|---|
差出方法 | 郵便局・ポスト・コンビニ | 郵便局・ポスト・コンビニ | 郵便局のみ | 郵便局のみ |
金額 | 370円(4kgまで可) | 520円(4kgまで可) | 244円~ | 404円~ |
配達スピード | 概ね翌日 | 概ね翌日 | レターパック+半日~1日 | レターパック+半日~1日 |
梱包方法 | 専用封筒 | 専用封筒 | 自由 | 自由 |
配達方法 | ポスト投函 | 手渡し | ポスト投函 | 手渡し |
不在時 | ポスト投函 | 不在票設置・持ち帰り | ポスト投函 | 不在票設置・持ち帰り |
日曜祝日の配達 | ○ | ○ | × | ○ |
信書の取扱い | ○ | ○ | ○ | ○ |
紛失・破損時の補償 | × | × | × | 5万円まで |
追跡機能付き郵便の各サービスの特徴をまとめると、上記の通りとなります。
違いは色々とあるのですが、 結論として、レターパックを利用するのが一番オススメです。 何故レターパックが良いのか、それ以外のサービスはどのようなケースで使えばいいのか順番に見ていきましょう。
1.レターパック
※出典元:日本郵便 レターパック
レターパックはこんな時に便利!
- 早く書類を送りたい(概ね翌日配達)
- 費用を抑えたい(4kgまで同料金で発送可能)
- 信書、履歴書や衣類、カタログ、チケットを送りたい
- コンビニから発送したい
レターパックとは、A4サイズ・4kgまでの荷物を全国一律料金で送れるサービスです。 その種類は2種類あり、対面で渡したいか、非対面で渡したいかで使い分けを行います。
- ①レターパックライト…非対面で、郵便受けへ配達できる(370円)
- ②レターパックプラス…必ず対面で、手渡しで配達できる(520円)
レターパックプラスで配達時に不在だった場合は、荷物は郵便局へ持ち帰られてしまいます。(ポストには不在票が残ります)
レターパックの利用をお勧めしたい理由はいくつかあるのですが、 安い料金で、且つ所謂「速達並み」とも言われる速いスピードで郵送できるというのが一番大きなメリットとなります。
実際の日数については日本郵便の「お届け日数を調べる」のページで確認することができるのですが、エリア問わず、例えば東京から北海道に郵送を行いたい場合でも翌日には届けることが可能です。
「お届け日数を調べる」ではレターパックプラスの検索結果しかありませんが、レターパックライトについても概ね同じ日数と言われています。
また コンビニからも発送できるという点や、土日祝問わず届けられるという点もメリットの1つです。 近くに郵便局が無い場合や、急ぎで郵送を行いたい場合は是非レターパックを利用してみましょう。
レターパックの料金
レターパックライト/プラスの料金は下記の通りで、共に4kgまでであれば一律料金で送ることができます。
- ①レターパックライト…370円(4kgまで)
- ②レターパックプラス…520円(4kgまで)
書類だけではなく衣類、カタログなど重みのあるものも安く送ることができるので、 そのようなケースの場合はレターパックを利用してみるのがいいでしょう。
レターパックの送り方
レターパックは、専用封筒を購入すれば郵便局だけではなくコンビニや、最寄りのポストからも投函することが可能です。 送り方は、非常にシンプルで、下記の通りとなります。
- 郵便物・コンビニでレターパックを購入する。
- 郵送物を入れ、宛名・差出人を記入する(切手不要)
- 封筒表面の追跡番号シールを剥がす
- 郵便局・コンビニ・ポストより投函する
配達状況は、シール記載の追跡番号を元に「郵便追跡サービス」で確認することができます。相手にも、事前にその番号を知らせておくと安心でしょう。
レターパックで宛名を手書きするのが面倒だという方は、是非こちらの宛名ラベルも利用してみて下さい!
→ レターパック テンプレート で作成する
2.特定記録郵便
特定記録郵便はこんな時に便利!
- とにかく費用を抑えたい(普通郵便代金+160円 ※最安244円~)
- 請求書のような信書や、履歴書など大切な書面を送りたい
- 非対面で荷物を届けたい
特定記録郵便は日本郵便が提供する追跡機能付郵便サービスの1つで、普通郵便に対するオプション機能です。
配達方法はポスト投函のみとなります。確実に手渡しで届けたい場合には後述の簡易書留を利用にするようにしましょう。
特定記録郵便の料金
特定記録郵便の最大のメリットは、その利用料金の安さです。
料金は 「①郵便料金(通常切手代金)」 に 「②特定記録郵便代金160円」 を加算して計算を行い、①の料金詳細は 郵便局ホームページ で確認することができます。例えば84円の定型郵便を送る場合は244円、また100g以下の定形外郵便物(規格内)を送る場合は合計300円となります。レターパックライトは一律370円のため、 時間にゆとりがあり、とにかく安く送りたいという方は是非利用してみるといいでしょう。
特定記録郵便の送り方
特定記録郵便は、必ず郵便局の窓口から出します。(コンビニやポストからの投函は不可)
実際の出し方は、下記の通りです。
- 郵便物を封筒に入れ、宛名・差出人を記入する
- 郵便局の窓口で「書留・特定記録郵便物受領証」をもらい、必要事項を記入する (差出人の住所氏名と、受取人の名前を記入しましょう)
- 郵便局の窓口で、郵便物と「書留・特定記録郵便物受領証」を渡して申し込む
- 受領証をもらう この「受領証」に「引受番号(=追跡問合せ番号)」が記載されています。 レターパック同様、 「郵便追跡サービス」で配達状況を確認できるので、相手にも伝えるようにしましょう。
特定記録郵便の注意ポイント
郵便局の窓口でしか発送できないというのに加え、下記のような注意ポイントがあります。
- 日曜・祝日の配達ができない …日曜・祝日含め早めに送りたい場合には特定記録郵便の利用は避けましょう。
- 賠償機能がない …珍しいケースかとは思いますが、万一配送途中に事故があった場合でも、損害賠償機能はついていません。心配な場合は簡易書留を利用するようにしましょう。
3.簡易書留
簡易書留はこんな時に便利!
- とにかく費用を抑えたい(普通郵便代金+320円 ※最安404円~)
- 請求書のような信書や、履歴書など大切な書面を送りたい
- 対面で届けたい
- 補償サービスをつけたい
簡易書留も、日本郵便が提供する記録付き郵便サービスの1つです。 発送方法など、特定記録郵便とほぼ同じ取扱い方法となるのですが、 ①必ず対面で渡せる点、②土日祝でも発送ができる点、③万が一の紛失・破損時に補償サービスがついている点が大きなポイントと言えるでしょう。
簡易書留の料金
簡易書留の料金も、 「①郵便料金(通常切手代金)」 に 「②簡易書留代金320円」 を加算して計算を行います。例えば84円の定型郵便を送るなら最安404円です。 同じ対面での受け渡しを行うレターパックプラスは520円のため、特定記録郵便同様、 履歴書・請求書などの大切な書面をとにかく安く送りたい場合は是非使ってみるといいでしょう。
簡易書留の送り方
特定記録郵便と全く同じ(書留・特定記録郵便物受領証を利用)となります。
まとめ
いかがでしたか? 色々細かい違いはあるのですが、レターパックが一番お手軽で、早くて便利な方法ではないかと思っています。利用機会が多い場合にはコンビニや郵便局で専用封筒を買い溜めしておき、最寄りのポストで出すようにすると良いでしょう。 また、その際には是非labelmakeの宛名ラベルも活用してみて下さい!