ネットショップ開設への近道はコレ!お店は作るより借りろ!ショッピングカート8選

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ネットショップ開設への近道はコレ!お店は作るより借りろ!ショッピングカート8選

ネットショップってオシャレでカッコイイサイトも多いですよね。 こんなのどうやって作るんだろう、とか、作ってもらうならお金がかかりそう、とか思うかもしれませんが、心配はいりません。 ネットショップ開設に向けての8つの方法を紹介します。

ネットショップは作るものではなくて借りるもの。サイトのデザインは用意されているので、運営者が準備するものは画像だけでOKです。 元々あるテンプレートに画像をはめ込んでいるだけなんて意外と簡単ですよね。

このシステムのことをショッピングカートASP(アプリケーションサービスプロバイダ)といいます。
ショッピングカートASPには実店舗で言うところの「レジ」や「バックヤード」も含まれているので、これひとつで店舗運営を全てまかなうことができます。

今回はネットショップの開設に欠かせないショッピングカートASPについて解説していきます。

「モール出店型」と「自社サイト型」の違いを知って、それぞれの長所を生かそう!

ネットショップを開設するには、ショッピングカートASPを借りれば良い、とはいうものの、サービス提供会社はたくさんあって、どれかを選ばなければいけません。

ショッピングカートシステムには大きく分けて2種類あります。「モール出店型」と「自社サイト型」です。それぞれにメリットデメリットがありますので、詳しくみていきましょう。

「モール出店型」は集客力・信頼度抜群!自由は少ないけど…。

モール出店型

まず、「モール出店型」の主なものといえば、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどがあります。有名ですよね。みなさんも使ったことがあるかと思います。 このタイプの利点はまさにその点。モールの持つブランド力や集客力に相乗りすることができます。

個人のネットショップ運営にとって、お客様にお店の存在を知ってもらうことや信頼感を持って商品を買ってもらうことはとても難しく時間のかかることです。その助けとなってくれるのは大きなメリットですね。

逆に、モール出店のデメリットは費用がかかること、個性が出しにくいこと、価格競争に巻き込まれやすいことなどがあります。

「自社サイト型」は自分の思い通りのお店にできます!でも、苦労は多い…。

自社サイト型

一方、「自社サイト型」は独自のショップをインターネット上に構えることになります。 モールの決まり事に縛られないので、個性的なサービスを打ち出して、自分の思い通りのショップを作り上げることができるところが魅力です。 また、 自分のペースで運営しやすい という特長もあります。これは、人手も資金も不足しがちな個人のネットショップには気持ちの余裕になりますね。

ただし、自社サイトにはモールという後ろ盾がありませんから、何から何まで自分でしないといけません。 お客様に信用してもらえるお店作り、広告や地道な※SEO対策、SNSを駆使した集客活動に、キャンペーンなどの販売促進策など。すぐに結果が出ないことも多いので長期的な視野が必要です。

※SEO…Search Engine Optimization(検索エンジン最適化) Googleなどの検索結果で特定のサイトが上位に表示されるようウェブサイトの構成などを調整すること。これができていないと、検索した人にサイトを発見してもらえません…。

自社サイト型のショッピングカートASPにはさまざまなものがありますが、一消費者の立場だと意識することはほとんどないでしょう。代表的なものを少し紹介しておきます。 同価格帯のものは機能が似ています。実際に利用サービスを検討する際は、利用料金で大まかに選んでその中から細かな条件で絞り込んでいく形になるでしょう。

初期費用・月額利用料無料のショッピングカートASP

ショッピングカートシステムには無料で使えるものもあります。まずは気軽に試してみるといいですね。有料のサービスと比べ手数料が高めなので、事業が軌道に乗れば乗り換えの必要がでてくるかもしれません。

BASE

BASE

140万ショップが利用している(2021年3月現在)ショッピングカート。利用者が多いということはそれだけ使い勝手が良いということですね。シンプルなショップに多彩なアプリで機能を拡張できることが特長ですね。
本サイトのサービス「labelmake.jp」も連携可能です。

STORES.jp

STORES.jp

月額利用料無料のフリープランと月額1,980円のスタンダードプランの2つがあります。スタンダードプランにすると決済手数料が5%→3.6%に引き下げられるので、売り上げが伸びてきたらプランアップすると良いですね。フリープランでも豊富に選べる決済手段が魅力的です。

WooCommerce

WooCommerce

正確に言うとショッピングカートASPではなく、WordPress(ホームページ・ブログ作成ツール)用の拡張アプリです。すでにホームページを持っている人や、ネットコンテンツをメインのサイトにしたい人はこういうものを使う方法もあります。

低価格帯~中価格帯のショッピングカートASP

月額利用料3,000円前後のサービスが多いですね。この価格帯のサービスなら必要な機能は一通りそろっています。個人がネットショップを開設するなら一番コスパが高いと言えるでしょう。

カラーミーショップ

カラーミーショップ

初期費用3,000円、月額利用料834円~。3つのプランが用意されていますが、真ん中のレギュラープラン(月額利用料3,000円)が価格と機能のバランスが取れていておすすめです。老舗のサービスなので、事例が豊富ですね。最近はノウハウ動画の発信に力を入れている印象です。
本サイトのサービス「labelmake.jp」も連携可能です。

らくうるカート

らくうるカート

クロネコヤマトのカートシステムです。こちらも3プラン中、レギュラープランがおすすめ。(初期費用5,000円、年額利用料36,000円/月当たり3,000円)ヤマトグループは決済サービスの提供もあるので、販売→決済→発送の流れが一元管理できます。日々の運営が楽になるのでありがたいですね。

Shopify

Shopify

世界シェアNo.1のカナダ産カートシステム。海外のサービスなので日本の商慣習に沿っていないところもありますが、近年、越境EC(インターネットを使った国際商取引)が注目を浴びているので、世界の基準でお店作りをする人も多いようですね。初期費用無料、月額利用料は29米ドル(約3,000円)~。

高価格帯のショッピングカートASP

個人が利用するにはかなり高額になってきますが、サポートの手厚さは抜群です。最初から高機能なので拡張アプリを追加する必要がなく、手数料もとても安いかほぼかかりません。ストレスのないネットショップ運営ができますね。

ショップサーブ

ショップサーブ

開通料15,000円、月額利用料11,400円~。提供会社のEストアーはネットショップ業界一筋20年の大老舗。ネットショップ黎明期から蓄積されたデータに基づくサポートは頼りになりますね。セキュリティへの意識が高いところも抜群の安心感です。

MakeShop

MakeShop

多機能が売りのショッピングカート。ショップ作成から運用まで651もの機能があり、SEOや集客にも強いことで知られています。サポートの窓口やセミナーも充実していますね。初期費用10,000円、月額利用料10,000円~。

ネットショップは複数店舗OK!いろいろなところからお客様に来てもらおう!

ネットショップは複数店舗OK

このようにショッピングカートASPには様々なものがありますが、どれか一つだけを選ぶ必要はありません。お客様はインターネット上のいろいろなリンクをたどってやってくるので、むしろ複数の販売ルートを持っていた方が有利です。

おすすめは「モール出店型」+「自社サイト型」の組み合わせ。「モール出店型」は Yahoo!ショッピング を利用すると良いでしょう。

前述の通り、「モール出店型」は費用がかかりますが、Yahoo!ショッピングは 無料で利用できます。

ただし、無料で利用できる分、Yahoo!ショッピングのお店づくりは楽天などより少しハードルが高いです。ヘルプや解説本をチェックし、勉強しながら進めましょう。

Yahoo!ショッピングセミナー講師の著書です。公式のヘルプと内容が被っている部分もありますが、開店準備から出店、日々の運営にかかわる部分、と流れに沿って説明がされているので、ヘルプより分かりやすいです。Yahoo!ショッピングを利用するなら手元に置いておきたい一冊。


まとめ

まとめ

ネットショップの開設は意外と難しくないことがおわかりいただけたかと思います。 無料で使えるサービスも多くあります。 初期費用のことでちゅうちょしているのはとてももったいないことですので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。

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