ネットショップの雑貨屋はコンセプトで勝つ!初心者必見!開店方法徹底解説
友達に雑貨屋さんを紹介するとき、あなたは何と説明しますか?素敵な雑貨屋さんには必ずわかりやすいコンセプトがあります。ネットショップの雑貨屋さんにとっても重要な要素ですのでおさえておきましょう。
雑貨屋はコンセプトが命
ひとくちに「雑貨」といっても幅広いジャンルのものがありますよね。
ただなんとなく店主の好みの商品を並べただけになってしまうとショップの統一感がなくなってしまいます。
「何屋さん」なのか明確にわからないと来店者の印象に残らず、購買率が上がりません。
ショップ側としてもターゲットを絞りづらく、運営戦略がブレてしまいやすいです。
まずは、お店のコンセプトを決め、それに沿ったお店作りをするようにしましょう。
コンセプトの切り口は自由です。「和風」とか「北欧風」とか地域のイメージでまとめるのもよし。「キッチン用品」や「文房具」など特定の商材を集めるのもよし。「かわいい〇〇」「かっこいい〇〇」というようなものも面白いですね。
このコンセプトは商品の品ぞろえに限った話ではありません。 ショップのデザインや発信する情報の内容など、お店の運営にかかわることは全てこのコンセプトが基準です。
一貫性を持たせることでお店独自の世界観が生まれ、それがお客様にアピールすべきショップの個性となります。
ショップのカラーに合う仕入れ先を見つけよう
お店の方向性が定まれば、いよいよ商品を仕入れていきましょう。
雑貨仕入れの方法には以下のようなものがあります。順番にみていきましょう。
- ネット問屋
- 展示会
- 海外仕入れ
- オリジナル商品
ネット問屋
まず一番かんたんに仕入れられるのがネット問屋です。かんたんな分、掘り出し物を見つけるのは大変ですが、 最初はこういったサイトでどんどん商品数を増やしていきましょう。
下に代表的なサイトをあげますが、雑貨を取り扱う卸問屋は多いので、ぜひ自分のお店のコンセプトに合う仕入れ先を見つけてみてください。
NETSEA(ネッシー)
「NETSEA(ネッシー)」は常時数千規模の新着商品を誇る国内最大級の仕入れサイトです。カテゴリの種類も豊富なため、探している商品に出会いやすいでしょう。会費は無料です。
ライバルが多いのがネックですが、売れ筋のリサーチにも使えるので、登録しておいて損はないでしょう。
スーパーデリバリー
こちらも大手仕入れサイトですが、会費が月2,000円(税抜)必要です。登録にも審査があるので、参入ハードルはやや高め。その分、ネッシーよりもライバルが少なく、利益の取れる良い商品が眠っています。
会費の出費が気にならないくらいのショップ規模になったらぜひ利用したいですね。
展示会
アナログな仕入れ先開拓も侮れません。個人のネット販売専業者、特に副業の人は展示会まではなかなか参加しづらいので、意外と穴場です。
大きい展示会だとどうしても都市部での開催になり、地方のショップオーナーも不利ですが、幸い、コロナ禍の影響でオンライン展示会も増えています。そういう意味でも今が狙い目ですね。
東京インターナショナルギフト・ショー
毎年春秋2回、東京ビッグサイトで開催されているパーソナルギフトと生活雑貨の見本市です。同時開催の展示会と合わせて約3,000社もの出展企業が見込まれる国内最大規模のビジネスイベントとなります。大阪でも開催されているので、関西の人はそちらでもOK。(大阪インターナショナルギフト・ショー)
主催のビジネスガイド社は他にも大きな展示会を複数開催していますので、雑貨を取り扱うネットショップなら一度確認しておきたいところです。
Granstra(グランストラ)
「Granstra(グランストラ)」は昨年(2020年)9月にリリースされたばかりの国内唯一のオンライン展示会サービスです。開催されている各展示会に入場し、気になったブランドにコンタクトを取っていくシステムとなっています。(バイヤー側は入場料無料)
出展側は出展ブースに自分たちのブランドの雰囲気に合わせた演出を設定することができるようになっています。これはバイヤーにとっても、ブランドが求める世界観の共有をしやすくなってとてもよいですね。
JETRO(ジェトロ)
海外でも展示会は行われています。JETRO(ジェトロ)の公式サイトなどで情報収集しましょう。
「JETRO(ジェトロ)」は日本の貿易振興に関する業務などを行っている経済産業省所管の独立行政法人です。
輸出入に関わる各国の法令や海外のビジネス情報なども掲載されているので、海外雑貨の取り扱いを考えているなら目を通しておくべきでしょう。
海外仕入れ
海外雑貨は国内の問屋からでも仕入れることができますが、より利益やオリジナリティを追求するなら、やはり自分で開拓するのが一番です。
方法としては、前述した海外の展示会に参加する他、現地で買い付ける、海外のネットショップを使って輸入する、などがあります。いずれにせよ、語学力は必要です。 ハードルが高いようなら輸入代行を頼ってもよいでしょう。
オリジナル商品
ショップの世界観をブランドとしてプロデュースするというのもひとつの手です。
OEM委託などの方法を使って、オリジナル商品を開発してみましょう。
OEMとは製品メーカーが他社ブランド品を製造することをいいます。
インターネットや展示会、商工会議所を使って、協力してくれるメーカーや工場を探すとよいでしょう。
ネットショップの雑貨屋なら「BASE(ベイス)」がオススメ
仕入れと同時にお店作りも進めていきましょう。
ショッピングカートシステムにも様々ありますが、雑貨販売なら 「BASE(ベイス)」 がオススメです。なぜなら相性のいいオプションがついているから。簡単にご紹介します。
スーパーデリバリーと連携できる
仕入れの項目で紹介した「スーパーデリバリー」は会費の月2,000円がネックです。
登録月+その翌月はトライアル期間のため無料 なのですが、BASEショップのオーナーは 6ヶ月無料 になる特典が付いてきます!
もちろん他にも、商品情報の同期機能で商品ページ作成が楽になるというメリットもありますよ。
タオバオ新幹線が使える
「タオバオ新幹線」 は中国輸入の代行サービスです。
中国の代表的なネットショッピングモールである 「タオバオ」「Tモール」「アリババ」 などからの仕入れを代行してくれます。
オプション利用料(月500円(税込)の他、手数料や送料など費用はかかりますが、 顧客直送にも対応 してくれるありがたいサービスです。
オリジナルグッズが作れる
BASEを利用しているならOEMなどに頼ることなく、手軽にオリジナル商品の作成ができます。しかも受注生産方式なので、無在庫…。
便利です。
ちなみに、宛名ラベルやバーコード(QRコード)を作成できるツール 「labelmake.jp」 もBASEと連携しています。
手書きのラベルは面倒 だということの他に、コンセプトを重視するお店にとっては、少し注意が必要な部分になります。
宛名ラベルは商品を受け取ったお客様が一番高揚しているときに目にする場所。筆跡によってはイメージ違いを抱かれる可能性もあります。
手書きは避けたほうが無難でしょう…。
まとめ
- ショップのコンセプトを大事にして、一貫性のあるお店づくりを
- お店のカラーに合う仕入れ先を見つけよう
- ネットショップはBASEがオススメ
ショップのコンセプトづくりは大変ですが、醍醐味でもあります。ファンになってくれたお客様に愛される素敵なお店を作ってくださいね。