ネットショップのおすすめはどれ?注目すべき5つのポイントと利用したい6つのサービス
ネットショップの種類によって費用や機能などは大きく異なります。そのため、自分のおすすめが分かっていない人はいるでしょう。選択するものを間違えてしまうとネットショップ自体の失敗につながりますので、今回はパターン別のおすすめをご紹介します。
ネットショップ開設時に注目したいポイント
ネットショップ開設の際に注目するべき部分は多くありますが、おすすめの注目ポイントは以下のとおりです。
- 費用:無料か有料か
- カスタマイズ性:高いか低いか
- 機能:多いか少ないか・使いこなせるか使いこなせないか
- 集客力:求められるか求められないか
- サポートの有無:必要か不要か
発生する費用はネットショップを運営するにあたりリスクになる部分です。売上見込みを踏まえて、無料にするか有料にするか判断します。
カスタマイズ性や機能は有料のものを利用するとなった際にこだわることをおすすめします。
集客力はネットショップを運営するにあたり非常に大きな要素です。 自力での集客が難しい駆け出しの段階は 、ショッピングモールと呼ばれる集客力の高いサービスの利用がおすすめです。筆者がネットショップを運営した際は集客が大きな課題となりましたので、どう解決するかは重要なポイントです。
また、ネットショップの種類によっては多くの機能があります。そのため、初心者ではなかな使いこなせない場合があります。そのような時に備え、 サポートを受けられるかどうか も確認しておくことをおすすめしています。
これらのポイントを踏まえながら、以下では具体的にご説明していきます。
パターン別おすすめのネットショップ
以下では4つのパターンに分けて、どのネットショップを利用するのがおすすめであるのかご説明します。
商品を仕入れてイチからネットショップを開設する場合
商品を仕入れて販売する場合、ショッピングモールの利用がおすすめです。仕入れた商品を直接販売する場合も加工して販売する場合もまずはネットショップから考えましょう。
ショッピングモールの代表例は以下が挙げられます。
これらは最初から必要な機能と集客力があり、お金を支払えばそれらをレンタルできる仕組みです。
費用が発生しカスタマイズ性は下がってしまいますが、機能や集客力は高いものを得られます。
実際にネットショップを運営した経験を踏まえると、機能は「ある日突然増やしたい」と考えるものです。そのため、最初は利用しなくとも多くの機能が揃っているに越したことはありません。
また、集客力はネットショップ開設時に課題となりやすい部分ですので、それを解決する手段としてショッピングモールがおすすめです。
自社商品で初めてネットショップを開設する場合
既にある自社の商品を販売する場合、ショッピングモールかショッピングカートがおすすめです。別の手段で販売できている場合は、販売しやすいネットショップを選択するのがおすすめです。
ショッピングカートの代表例には以下が挙げられます。
ショッピングモールと同様に必要な機能をレンタルできますが、集客力には欠けるものです。
特徴としてショッピングカートの場合、月額料金無料で利用できるものがあります。
最初はネット販売へ事業を展開するリスクを抑えるために、無料のサービスでサポートが受けられるものを利用するのがおすすめです。
また、最初から全ての商品をネット販売するのではなく、段階的に販売してみると良いでしょう。 一気に販売するとなると準備などに時間を要しますので、少しずつ進めるのがおすすめです。
知名度はあるが初めてネットショップを開設する場合
知名度があり販売数量が見込める場合は、ショッピングモールやショッピングカートの 有料プラン がおすすめです。 有料プランは販売する商品の量や求める機能によって変更します。
どちらも費用はかかりますが、売れる見込みがあるならば投資と考えましょう。費用がかかっても有料プランの方が、機能やデザインの選択肢が多いのでおすすめです。
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筆者が見かけた例に「初期投資をケチって無料プランとし、後で機能不足で困った」というものがあります。有料プランを「投資」と捉えられなかったがために、後で機能追加のためにデザインの変更など無駄な手間を強いられたのです。最初から有料プランを利用していれば、もっとスムーズなネットショップ運営ができました。
また、サービス提供会社のサポートがあるかどうか確認しておきましょう。有料プランで多くの機能が利用できるようになっても「難しくて使いこなせない」とのケースが見受けられます。
こうなっては宝の持ち腐れですので、困った時に質問できるサポート付きのプランがおすすめです。なお、社内でITに強い人材が居て機能を使いこなせる場合はこの限りではありません。
売り上げが増えネットショップを新しくする場合
ある程度売り上げが見込まれている場合は、 カスタマイズ性 に注目するのがおすすめです。利用者には利便性の高いネットショップが好まれますので、意見を取り入れられるようにしておきましょう。
カスタマイズ性を重要視する場合、WordPressなどを利用して、ネットショップを作成します。ショッピングモールやショッピングカートはカスタマイズ性に欠けますので、カスタマイズしやすいものを選択します。
ネットショップをカスタマイズして開発すると、コストが高くつく可能性があります。ただ、ショッピングモールなどに支払う手数料などを抑えられますので、総合的に見た場合はおすすめです。
まとめ
ネットショップには様々なものがあり、目的によっておすすめを選択しなければなりません。おすすめでないものを選ぶと、思うように利益を上げられない可能性があります。
おすすめのネットショップを探す時には、冒頭で解説したポイントに注目してみましょう。ポイントを意識すると自分に合ったネットショップを見つけやすくなります。