WordPressでネットショップを開設!おすすめテーマやプラグインを紹介
ネットショップを開業するにあたり、WordPressを利用する方法があります。世界的に利用されているCMSで、ネットショップを含む様々なWebサイト作成に利用できます。今回はWordPressでのネットショップ開業法についてご説明します。
WordPressでネットショップを開設する2つの方法
WordPressでネットショップを開設する場合、以下2つの方法が考えられます。
- ECサイト対応テーマを利用
- ECサイト向けプラグインを利用
それぞれについてどのように開設するのかご説明します。
ネットショップ対応テーマを利用
メリット | デメリット |
---|---|
デザイン・機能がまとめられていて安定して動作する まとめてサポートが提供されている場合がある |
対応テーマを探す必要がある カスタマイズ性に欠ける場合がある |
WordPressではテーマと呼ばれるデザインや機能の集まりが提供されています。このうちネットショップに対応したものを利用すれば、簡単にネットショップを作成できます。
メリットは、安定してネットショップが動作する点です。 マニュアルなどのサポート が提供されている場合も多く、初心者でも簡単に操作が可能です。
筆者が実際にネットショップを作成した際は、自分でサポート資料を読む機会が多々ありました。充実しているかどうかは重要視することをおすすめします。
デメリットは、対応しているテーマを探さなければならない点です。世の中には色々なテーマがありますので、適したものを見つける必要があります。
また、メリットの裏返しですが、機能がまとまっているためカスタマイズがしにくい場合があります。 筆者はWordPressの扱いに慣れていたため、機能のまとまりが逆に制約となり不便でした。
ネットショップ向けプラグインを利用
メリット | デメリット |
---|---|
追加機能のため自分の好きなテーマに追加できる | 安定した動作を実現するために専門知識が必要となる場合がある |
WordPressには「プラグイン」と呼ばれる機能を追加する仕組みがあります。このプラグインでネットショップの機能を追加してネットショップを作成できます。
メリットは、どのようなテーマにも入れ込める可能性がある点です。基本的にWordPressはプラグインの利用に対応していますので、テーマを問わずネットショップを作成できる可能性があります。
デメリットは、テーマや他のプラグインと競合しないように調節が必要となる点です。ネットショップ向けのプラグインを導入すると、他の機能に干渉し悪影響を与える可能性があります。
ただ、 WordPressの知識があれば、プラグインを利用して自分なりにネットショップをカスタマイズできます。 筆者はWordPressを使いこなしていましたので、カスタマイズしながらプラグインの利用が便利でした。
「デザイン・機能でこだわりのネットショップを作りたい」と考えている場合は、こちらをおすすめします。
おすすめネットショップ向けテーマやプラグイン
具体的にWordPressでネットショップを作成するにあたり、おすすめのテーマやプラグインをご紹介します。
テーマ
WordPressのおすすめテーマは以下の2つです。
- Proteo:無料でシンプルなデザインかつ高機能
- EGO.:有料だがABテスト機能やモーダルCTAを搭載
Preteo
Proteoはネットショップ向けのテーマです。 シンプルなデザインが採用されていますので、自分なりにデザインを変更したい人でも安心です。 デザインはシンプルですが、機能は十分でネットショップの運営に適しています。また、WooCommerceと呼ばれるネットショップ向けプラグインと連携できます。
WooCommerceは世界的に利用されているプラグインですので、これに対応しているかどうかは大きなポイントです。WordPressのほかのテーマを利用してネットショップを作る際に「同じプラグインが利用できるか」との判断基準となります。プラグインの変更を経験した筆者からすると、同じプラグインが利用できるのが一番です。
Ego.
EGO.はネットショップ専門の有料テーマです。デザインは高級感を感じるもので、シンプルながらもメッセージをこめられます。他のテーマとは異なり、LP作成・ABテストの実施・モーダルCTAなどの機能が標準搭載されていて、ネットショップの売上アップに貢献してくれます。
有料のテーマですので、機能はかなり充実している印象を受けます。WordPressには様々なプラグインがあり、機能を追加できますが、これらネットショップ系の機能追加には限界がある状況です。プラグインを探したり入れたりする手間を考えると、有料テーマでまとめて購入したほうが簡単でおすすめです。
プラグイン
WordPressのおすすめプラグインは以下の2つです。どちらも基本無料で利用できます。
- Welcart:日本語のプラグインで利便性が高い・有料プランを利用すると機能拡張可能
- WooCommerce:英語のプラグインで高機能・連携を強みとするテーマが多い
Welcart
Welcartはネットショップに必要な機能が一通り揃ったプラグインです。商品の販売だけではなく、各種決済やクーポン機能の実装まで対応しています。有料プランを利用すれば、電子マネー決済など決済の選択肢を増やせます。
また、送り状に必要な情報を簡単に出力可能で、印刷のために情報を打ちなおす手間などを省けます。
WooCommerce
WooCommerceは世界中で利用されているネットショップ向けのプラグインです。利用者が非常に多く、ネットで検索するとプラグインの利用方法や活用方法などを簡単に得られます。高機能ですが、英語でありやや専門性が高いので、慣れるのに時間を要する可能性があります。
逆に筆者は英語が好きでしたので、公開されている情報を探すのは苦ではありませんでした。世界中で利用されているため情報量が非常に多く、英語ならばすぐに必要な情報が見つかるという点で魅力的です。
まとめ
WordPressは基本的に無料で利用できます。無料で公開されているテーマやプラグインがありますので、コストのリスクを抑えてネットショップを開設できます。
ただ、 ネットショップを公開するためのサーバが必要となり、やや専門知識が問われます。最初は難しいかもしれませんので、事前に調べておくと良いでしょう。